研究テーマ

当研究室では、情報通信技術(ICT)が、企業が持つ情報・データの活用に与える影響に関して、主に二つの分野の研究を行っています

一つ目は、ICTによって、新たに利用可能になる「情報/データ」の産業応用について研究しています。ICTは、従来は取得できなかった、あるいは、コストがかかり過ぎて利用が現実的でなかった情報の利用を可能にします。しかし、新たな情報を活用した新たなプロセスやサービスを考案することや、経済性をふまえて導入の意思決定をすることは、必ずしも容易ではありません。このような状況に対して、当研究室では、技術の特徴をふまえてプロセスやサービスを提案とするともに、事業主体の意思決定を支援する効果の定量化、また、そのプロセスやサービスの可視化を行っています。

定量化の手法としてはシミュレーションを用いています。エージェントシミュレーションや離散イベントシミュレーションを用いて、現実に即した状況において、提案するプロセスやサービスの効果を定量化します。また、可視化としては、プロトタイプシステムの構築を行います。システムの構築に際しては、技術が可能にするプロセスを念頭に置きつつ、要件を取りまとめ、設計、実装を行います。実環境に近い環境に設置したシステムから取得したデータの分析をすることもあります。

二つ目は、企業が企業活動の中で活用している文字情報データの分析です。企業はその活動の中で大量の文字情報を生み出していますが、従来はそれらを十分に活用できてこれませんでした。しかし、近年のAIを利用した自然言語処理技術の進歩で、これら大量の文字情報を活用することが可能になってきました。当研究室では、有価証券報告書や特許情報などを活用し、分析を試みています。

現在取り組んでいる主な研究としては、以下のつの領域があります。


また、これらとは別に、企業の事例を調査し、主にケース討議用の教材の開発も行っています。


卒業研究に関しても、上記のテーマを中心に実施していますが、必ずしもこれらのテーマに限りません。どのようなテーマがあったかについては、卒業生の研究テーマ(メンバー>OB・OG)を参照してください。


これまでの研究